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よく聞く「利回り」って何だろう?

   

みなさんこんにちは!

今年は例年より早く梅雨入りしている地域が目立っていますね。

名古屋を含む東海地方は平年より20日ほど早い梅雨入りとなりました!

雨も多くなりじめじめとした時期に突入しますが、心は晴れやかに今日もブログをお届けしたいと思いますっ!笑

さて、本日の話題は利回りです。

運用の話題になると必ず出てくることの言葉、皆さんも言葉自体はどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。

今回はそんな【利回り】についてお話ししたいと思います。

目次

利回りとは?

利回りとは、自身が投資商品を購入する際に支払った金額(元本)に対する収益の割合を表しています。
一般的には1年単位で考える「年利回り」のことを指します。

得られた利子や配当等の収益を投資した金額(元本)で割ることで算出できます。

利回り(%) = { (収益 ÷ 元本) ÷ 年数 } × 100

具体例

利回りの計算方法

具体例で考えてみます。

例)100万円で株式を購入し(元本100万円で)運用、5年後に110万円で売却した場合

この場合の利回りは2%となります。

つまり「利回り」とは、得た収益が元本に対して何%の割合なのかを1年単位で示したものになります。

「利率」との違い

【利回り】とよく似た言葉で利率があります。
例えば「金利」なんて言葉は日常よく耳にしますよね!

では、利回りと利率…何が違うのでしょうか???

利回りとは前途の通り、元本に対して得られた利息や配当などの年間収益の割合をいいます。

それに対し利率とは元本に対して毎年受け取る利子(利息)の割合をいい、具体的には預金、保険、ローン、年金等で利用されている言葉です。

では、先程使用した具体例と同じ条件で利率について考えてみます。

具体例 ~利率ver~

利率の計算方法

例)100万円で株式を購入し(元本100万円で)運用、5年後に110万円で売却した場合

利回りが2%だったのに対して、利率は1.925%となります。

同じ条件で考えたけど結果的に数字が異なりますね…。

ここには【単利(たんり)】と【複利(ふくり)】の違いがあります。

単利…? 複利…? ん…?

まとめ


今回は利回り、そして利率との違いについてお話ししました。
前回GPIF(年金積立金管理運用独立行政法人)を取り上げたのを覚えてらっしゃいますでしょうか?

GPIFから発表されているものは「年率」の記載があるため、【利率】を指していることが分かります。

近頃はiDeCoやNISAなど身近なところで手軽に運用が行われるようになってきており【利回り】や【利率】という言葉を耳にする機会が増えました。

「今見ているこの数字は利回りかな?利率かな?」と注意して見てみましょう。
もしかしたら、数字のマジックに騙されているかもしれませんよ~。

最後に登場した【単利】と【複利】については次回取り上げたいと思いますっ!

一緒に楽しく知識を増やしていきましょうっ^^


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